森美術館で行われている「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」に行ってきました。
まったく知識もなく行ってみたのですが、入ったとたん、上から吊り下げられてる剥製の数々。
顔はすべて縫いぐるみという、なんとも気味の悪い光景。
となりの部屋には、これまた数々の、手を施したすずめ達がガラスケースの中に並べられていて。
かなり病的な印象を受けた。
最初の2作品で、もうノックダウンです。
そして先へ進んでいくと、吊り下げられた奇妙な縫いぐるみたちが動力でブランブランと動いている姿は、見た瞬間に思わず「うわ~っ」という言葉を発してしまった程。
最初のうちは、なんとも言えない気味の悪さに拒否気味だった体も進んでいくうちに慣れてきて、少しずつ入り込んでいって、「カジノ」という薄暗い部屋で赤い布の波がふわふわする作品は10分ぐらい見入ってしまった。
赤い波の下にはさまざまな物体が浮かび上がり、上から顔のようなものが吊り下げられて降りてきたり、不規則的な動きに引き込まれてぼーっと見ていた。
上の通路からずっと見てたんだけど、下から波と同じレベルでも見たかったなと少し後悔。
全体的に動きのあるもの、縫いぐるみモノが多かった。
あんな風に動いている展示は見たこと無かったので刺激的でした。
また雷雨のためスカイデッキには行けなかったので、シティービューへ。
雨の東京。
森美術館は東京都現代美術館と並んで、毎企画展行ってもいいと思う美術館だ。
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