ネオ・トロピカリア@東京都現代美術館

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東京都現代美術館で行われている「ネオ・トロピリカ:ブラジルの創造力展」と
「森山大道、ミゲル・リオ=ブランコ写真展」へ。
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ネオ・トロピカリア」最高でした!
刺激受けまくりでした。
HPからしてイカしてる。
現代美術館ヤルね。

僕が一番気に入ったのが、avafの「absurd vanilla anus flavor」という作品。
ブラジルの陽気な映像が流れる、カラフルな壁紙に彩られた部屋に入ると、
ワイヤレスヘッドフォンを渡されて、
ビーズクッションの上に寝そべるとボサノバ的なブラジル音楽が聞こえるというもの。
指向性の高いヘッドフォンで、いろんな向きに向けると違った音楽が流れてくるの。
全部で15種類の音楽が流れていたらしい。
これ体験してみないとわかんないですよ。
ずっと寝そべってボサノバを聴いていたい気分になった。
音楽の発信元が低い位置にあって、寝そべらないと聞こえないっていうのがポイント。

もうひとつ、映像作品なんだけど、
リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダーの、蟻がカラフルな丸いプレートを運んでる映像。
自然の摂理、動物の本能をうまく利用しているアートがかなり衝撃的だった。
発想がすごい。

あとは、マレッペのわたあめを雲に見立てて雲を食べてるかの様な写真とか。
エリオ・オイシチカのマントを着て音楽を楽しむ作品とか。
マントはさすがに着れなかったけど。
同じくオイシチカの作品でカラフルな迷路の先でマンゴージュースが飲める作品とか。

エルネスト・ネトの白い布に砂がぶらさがってる作品も寝そべってみることができて、
僕はナウシカ的なものを感じた。
ずっと寝そべってくつろいでる人もいた。

他にも刺激的な作品がたくさんあって、僕は充実した一日を送れた。
森山大道とミゲル・リオ=ブランコの写真展もよかったです。
森山大道は映像を見る限り、かなり軽快に写真を撮っていた。
あれであれだけの臨場感がある写真がとれるのかぁと思った。
ミゲル・リオ=ブランコの方はかなりグロテスクなテイストで東京を表現していた。
あんな撮り方もできるんだなぁと感心した。
何よりすいてるのがいいぞ、現代美術館!
それなのに作品のレベルは高いと思う。
アクセスが悪いからという噂もあるけど。

今回は「CLUB MOT(友の会)」にも入会しちゃった。
年会費1,500円で常設展は無料で、企画展は50%OFFになる。
カフェとミュージアムショップが5%OFF。
2回企画展に行けば元が取れるよ。
あと、庭園美術館とか写真美術館も20%OFFで入れたり。
もっと早く入会すればよかった。
今回、常設展は時間が無くて見れなかったので、次回見ようっと。
CLUB MOT会員だから常設展は無料だし!

「ネオ・トロピカリア」と「森山大道、ミゲル・リオ=ブランコ写真展」は2009年1月12日まで。
かなりオススメです!

コメント

  1. joao より:

    私もこの展覧会に行きました その中のどこかのブース(記憶が定かではありませんがファッション系か布を素材とした展示だった様な)で流されていた女性ヴォーカルのボサノヴァが忘れられないのですがアーティスト名お分かりになりましたらご教示ください 

  2. ゆるくん より:

    joaoさん、コメントありがとうございます。
    すみません、ボサノヴァの件、分かりませんでした。

  3. 匿名 より:

    有難うございました お手数おかけいたしました joao

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