「シンセシス」名和晃平展と「木を植えた男。」フレデリック・バック展

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東京都現代美術館(MOT)で行われている「シンセシス(SYNTHESIS)」名和晃平展と「木を植えた男。」フレデリックバック展を見に行ってきた。

名和晃平の方から。(ネタバレですけど)
PRISMとかBEADSとかは前にも見たことがあるので、ふふーんて感じだったのだけど、新作がよかった。
GLUEとよばれるアクリルの立方体に粒々が規則的に並べられてるもの。考えがちといえば考えがちなのだけどきれいでよかった。
POLYGONとよばれる巨大なポリゴン像。ハイとローの解像度の違う像が相互に補完しあってる姿が印象的だった。巨大さもよかった。
MOVIEとよばれるドットがゆらゆらと揺れている映像が傾きのある地面に映し出されているもの。自分の身をその映像の上に置くことでふわふわとした体験をした。
LIQUIDとよばれる高粘性の透明の液体にドット状に配置された穴から泡がぷくぷくと出てくるもの。規則的のようで不規則に出てくる泡が光に照らされて異次元にいる感覚。
国内初の大規模個展ということで新しいものがたくさん見れて面白かった。
あと、部屋ごとに照明がくっきりと変わって、それがすごく効果的だなぁと思った。

フレデリック・バック展は予備知識が全く無くあまり期待せずに見たのだけど、結果的にすごく良かった。
まず作品の展示量が膨大。盛りだくさんでした。
最初「木を植えた男。」の映像展示。ちらっと見て若干スルー。
まず絵画的なものがかなりの量展示されてたのだけど、すごい上手ですねー。(感想薄っぺらですけど)
そしてポスターのイメージからは想像もつかない、かわいいイラストとかアニメーションとかが後半から出てきて、イラストのあまりのかわいさに興奮した。
テレビの仕事とかレストランのプロデュースなんかもやってたそうで、彼はとっても多才なんですね。
企画制作協力がスタジオジブリということで、「コクリコ坂から」の色紙ももらえました。
お土産にイラストの入った手拭いを買いました。

8/26まで神保町シアターでフレデリック・バックの映画をやっているみたいなので、行ってみようかなぁとも思ってます。

常設展も見ました。
石田尚志の特集展示が組まれていて、それも面白かった。
コマ撮りなのかな。壁に描かれたドローイングが動いてるさまが狂気じみてて良かったです。

レストランコントンとカフェハイ、ナディッフショップともれなく行って、またもMOTでまる一日過ごしてしまいました。
MOTいいよMOT。
名和晃平展は8/28まで、フレデリック・バック展と常設展は10/2までですね。
オススメです!

▼リンク
東京都現代美術館

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