第136回簿記検定試験(3級)を受験しました。(2014年2月23日実施)
最近、個人事業に興味が出たりしたので、その流れで経理や簿記といったことにも興味が出て受けてみようと思った次第です。
簿記は全くの素人で勉強期間は約1ヶ月。参考書は「スッキリわかる 日商簿記3級 第5版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)」という本を使いました。これ1冊だけです。
勉強方法は最初の2週間は前半の教科書部分を通勤時間に流し読みました。仕訳の方法がひたすら続くのでなんとなく感覚をつかみます。資産の増加は借方(左側)で負債の増加は貸方(右側)という風に大まかな仕訳方法を頭に入れます。勘定科目はこんな項目があって、これは借方でこれは貸方なんだなー程度に覚えます。精算表と財務諸表も問題を実際にやらないと分からないのでさらっとで。
後半2週間はチェック問題的なのをやりました。問題をやると結構分からなかったりするので教科書部分を復習して理解します。この問題をやって復習をしてというやり方で理解度が高まるので大事だなーと思います。教科書的な項目を一項目やるごとにチェック問題をやるという方法もいいかもしれません。
そして、チェック問題も終わったら、本番と同じ形式の問題(5問)をやります。過去問があればそれでもいいと思います。僕はこの本番形式の問題をやり始めたのが試験前日でした。決算とかの処理はやっぱり実際に手を動かして問題を解かないとわからないので、問題をやって間違えたところは復習して覚えるというのが効果的でした。まず仕訳をひとつひとつ書いていくというのが基本だということが分かりました。
総勉強時間は20時間〜30時間くらいじゃないかなーと思います。
そして試験当日。試験会場は近くの市立高校。
教室を見渡すと3割か4割ぐらいしか埋まってなかったです。申し込みだけして受験しない人がこんなにいるのかと少しびっくりしました。
教室は暖房はついてなかったっぽいですが、自分なりに寒さ対策をしていったので、それほど寒くもなく気になりませんでした。
持ち物に上履きと書いてあったのですが、実際は必要なく靴で入れました。建物もきれいでした。
年齢層は20代から30代の人が多かったような気がします。
第1問は勘定科目の選択、第2問は仕訳、第4問は若干意外な語句の選択で、これらはわりとすんなりと解答。第3問は残高試算表、第5問は精算表の作成でしたが、ひとつひとつ仕訳をきちんと書いてから計算したので、あせらずに解答することができました。
試験終了15分前ぐらいに一通り終わって、これなら70点以上取れそうかなと思ったので退出。
後日、合格発表を見てみたら見事に合格!自己採点でぎりぎり70点台ぽかったですけど、合格は合格。うれしいです!
次は2級にチャレンジしてみようと思います。2級だと履歴書に書いても恥ずかしくないレベルっぽいので是非取りたいです。
※追記
合格証書が届きました。
72点でギリギリの合格でした。
(第1問 16/20 第2問 4/8 第3問 24/32 第4問 8/10 第5問 20/30)
今回の合格率は40.9%でした。
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