カサ・バトリョに続いて、カサ・ミラへ。
ガウディ建築巡りが続きます。
バルセロナではカサ・ミラではなく、「La pedrera ラ・ペドレラ (採石場)」という名称で呼ばれる方が多いそうです。
事前に情報を得ていなかったのですが、行ってみたらなんと外装工事中でした。
レアと言えばレアなのかな。
保護シートが元々の外装を模しているもので立体感もあって、ガッカリ感を最小限に抑えているのはさすがだなと思いました。
2015年春まで工事中とのことです。
オンラインで予約を取っていて、予約時間まで時間があったので下のレストランでランチ。予約は公式サイトから出来ます。
このハンバーガー、お肉がジューシーでめちゃうまでした。調子に乗って昼からビール。
カサ・ミラは現在も居住されている人がいるアパートです。なので内部はあまり見所は無く、このような階段を上って屋上までいきます。
カサ・ミラは屋上がハイライト。カサ・バトリョより開放感がある感じがします。
煙突、換気口が仮面のようなデザインになっています。
多くの人はここまで気を使わないものをここまで個性的にデザインするのはさすがガウディ。
経年による汚れも味になってる感じがします。
屋上から中央内部の吹き抜けを見下ろす。もちろん採光と開放感を考えた構造ですね。
内部に展示されていた模型。
外装工事中でなければこのような曲線の外観が見られたのですね。残念。
内部の屋根裏階のアーチ。
放物線アーチのリブ構造になっていて、薄くすっきりとしながらも断面二次モーメントを稼いで構造的に強くしているのはさすがです。
キッチンやバスルームも見れるようになっていてカサ・ミラでの暮らしを少しかいま見れます。
カサ・ミラはバルセロナのガウディ建築の中では少々地味かなという印象を受けました。色も全体的に茶色っぽかったし。ガウディ建築の色々な面を見れてよかったです。
ちなみにカサ・ミラのある通りに僕の好きな靴ブランド、カンペール(Camper)の店舗があって、ちらっと寄ってみました。日本で買うよりも3,4割安い印象で、買っちゃおうかなーと思ったりもしましたが、荷物になることを考えたりして結局買いませんでした。