もう少し伊香保ネタが続くのです。
伊香保温泉街は階段街が有名な風情あふれる温泉街でした。
日本最古の温泉街とも言われる伊香保温泉街が発見されたのは、1900年前とも1300年前とも言われるそうです。
現在の温泉街が形成されたのは約400年前で、長篠の合戦で負傷した武田兵の療養場所として整備されたそうです。(from Wikipedia)
射的屋とかあったり、昔ながらの温泉街という雰囲気を楽しむことができます。
だいたいは、どこにでもありがちなお土産屋さんなんだけど。
レトロ感は楽しめます。
ゆるい時間がたまらない。
階段街のさらに上の方に歩いていくと、河鹿橋という太鼓橋にたどり着く。
紅葉の時期は綺麗らしいです。
下の川の水が鉄分バリバリの赤茶色をしてますね。
水の方は単なる湧水なのか、普通の水っぽかったです。
温泉の方は鉄をそのまま飲んでるぐらいの感じ。貧血気味の方にはいいかも。
階段街をちょっと離れると、かつての慰安旅行全盛期に流行っていたであろう旅館が今は廃墟となっている様が痛々しくもあり、いい味を出していたりもします。
解体する費用もかさむので、そのままになっているんだと思う。
まさに栄枯盛衰とはこの事。
今回我々が泊まった旅館も普通にまあまあいいお値段がしたんだけど、いまいち値段に見合うだけのサービスを受けた感じがしなくて、日本の旅館の決まりきったシステムみたいなものがある限りはなかなかこれから持続していくのは難しいんじゃないかなぁと思ってしまった。
料理もお風呂もそれなりにはよかったんだけど、それ以上のものはなかったという感じで。
階段街にも湯ノ花饅頭を売っているお土産屋はたくさんあったんだけど、あまのじゃくな我々は、無料飲泉所近くでぽつんと一軒だけあるお饅頭屋さんで買うことにした。
別に子宝を願っている訳ではないんだけど。
階段街で買うよりちょっぴり安いらしい。
おじちゃんもいい人で、おまんじゅうを一個サービスしてくれた。
そのおまんじゅうをその場で食べたら、甘い餡子が少し歩き疲れた体に一服のエネルギーとなる。
買ったお饅頭は実家へのお土産に。
その近くのお店で、冷やしきゅうりを購入。一本50円ですよ!!
水の入った樽におもむろにきゅうりが浮かんでいて、
ココにお金を置いてって下さい的な張り紙があって、
味噌を自由につけてください的なメモ書きがあって、
一応お店のおじちゃんがそこの味噌つけてってくれと言ってくれて。
50円をかごに入れてきゅうりに味噌をつけてかぶりつく。
味噌きゅうり、めちゃウマですね!
最近きゅうりが僕の中でキテいる。
伊香保の温泉街は、20年前ぐらい前に会社の慰安旅行で行くみたいなイメージがあったので、なんとなくそんな雰囲気を感じ取れてよかったな。
少し足を伸ばせば観光スポットがたくさんあるから、レトロ一辺倒なこの温泉街もまだ生き延びているのかな。
温泉はこういうまさに昔ながらの温泉街という雰囲気が落ち着くね。
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