パラレル・ワールド展@東京都現代美術館

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先週末は東京都現代美術館で行われている、『パラレル・ワールド もうひとつの世界』へ。
『スタジオジブリ・レイアウト展』は見ない。

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まず目に飛び込んだのが、パブリックスペース(サンクンガーデン)に展示されている、でっかい銀の山。
大量のアルミホイル?でつくったのかな。噛み噛みしたときのことを想像するとぞくっとするよ。
次の日にふと丸ビルに行ったら、なんとその銀山のちっちゃい版が展示されていた。
なんという偶然。
丸ビルの方はBloombergの電光掲示板がインタラクティブな感じで、遊べるよ。
どっちも無料。
岡田公彦氏の作品です。建築家なんですね。ステキだ。

そして、常設展の「MOTコレクション 新収蔵作品展 – 若手作家を中心に」へ。
意外とこの常設展がボリュームがあって見ごたえがあった。
パラレルワールドより面白かったと思えた。

気になったのは名和晃平氏。
透明のビー玉のようなものでまわりを固められたバンビの剥製は、ハラミュージアムアークで見たときもひときわ印象的だった。
BEADSシリーズというらしい。
彼の作品はパラレルワールドの方にも出品されてた。
透明のプリズムボックスの中に動物などが閉じ込められているPRISMシリーズ(PixCell)というやつだ。
僕と同い年だ。

それと草間彌生さん。
彼女はかぼちゃだけかと思っていたら全然違うのね。
1950年代、60年代の作品も多く展示されていて、
そんな時代にこんなものを描いていたのかと、前衛的な雰囲気をバリバリ感じられた。
僕は草間さんのことを知らなすぎた。

あとは加藤美佳さんの絵も迫ってくる感じが印象的だった。
以前の常設展でも展示してあったみたいで見ているはずなんだけど、覚えていなかった。

「space for your future」でもあった、電話ボックスにミラーボールも再び展示されていたり。

奈良美智氏の絵は少し見飽きてきてしまったな。というか何故だか僕は最初からぐっとこない。

一方、企画展の「パラレルワールド」の方はというと・・・
印象的だったのは、ダニエル・ギヨネ氏のアニメーションとデッサン。
気味の悪い線画と、コミカルな線画のアニメ。
線画のアニメは「Phenix」というタイトルだったと思うけど、
アイデア満載、切り刻まれてもすぐ生き返るみたいな無限ループ的な感じが面白かった。

あとは、ミシェル・ブラジーの「毛虫(材料:春雨)」っていうのが究極のインスタレーション。
はかなすぎる。
インスタレーションという言葉は最近覚えた)

たくさん足を運んでいると、同じ作家さんの作品に出会えることが増えてきて
少しずつ現代アートのことに詳しくなってきた感のある今日この頃です。

MOTの友の会、入ってもいいかも。

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