Vueling航空が欠航になった場合の対処方法 (バルセロナ空港編)

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Vueling航空欠航の電光掲示板

スペイン3日目の夕方、バルセロナからサンセバスチャンへVueling(ブエリング)航空の18:05発の便で移動する予定だったのですが欠航になってしまい、結果バルセロナ空港に泊まることになってしまいました。

対処法という程でもないのですが、旅行中のトラブルとしては過去最大級のものだったので事の顛末を記しておきたいと思います。

Vueling航空 搭乗手続き

出発の2時間前ぐらいにバルセロナ空港に着いて普通に搭乗手続き。この時は何の問題もなかったのです。

Vueling航空機体

荷物(スーツケース)も預けて、セキュリティゲートをくぐって搭乗ゲートの近く。かわいいカラーリングの機体だなぁなんて眺めていました。ふと電光掲示板を見ると「DELAYED」の文字。18:05出発が20時半出発に変更になっていました。このときは2時間半の遅延かぁ、仕方ないなぁと思ってました。この日は朝に激しい雷雨があったのでその影響で遅れているんだろうなと思っていました。

バルセロナ空港のカフェでビールとサンドウィッチ

時間もあるのでのほほんとサンドウィッチとビールで小腹を満たします。19時半頃でしょうか、いい気分で再び電光掲示板を見に行くとなんと「CANCELLED」になってるではないですか!
(一番上の写真は違う便のものですが、このようにCANCELLEDの表示になっていたのです。)
CANCELLEDって欠航ですよ。しばし呆然となりましたが、気持ちを落ち着けて次に取るべき行動を考えました。

ちょうど搭乗ゲートの近くにVuelingのCustomer Serviceのカウンターがありました。もしかしたら臨時なのかもしれないけどそのカウンターにはすでに長蛇の列。20〜30人ぐらい並んでいたのですが他に術もないので仕方なくその列の最後尾へ。

この日はおそらく朝の天候が悪かったせいでたくさんの便が遅延や欠航になってるようでした。特にLCCであるVuelingはたくさん欠航になっているように見受けられました。
1時間ほど並んでようやく自分の番に。

Vuelingの人に自分の便が欠航になった旨を伝えると、選択肢が3つあると言われました。

  1. もうすぐ出発するパンブローナ行きに振り替える。(費用は発生すると言われた気がする)
  2. 明日の朝6:50発のサンセバスチャン行きに振り替える(費用は発生しない)
  3. キャンセルして払い戻しする。

パンブローナとかとっさに言われてもどこだかよくわからないので、我々は同じサンセバスチャン行きの明朝6:50発の便にすると告げました。
すると、手荷物受取の6番レーンで預け荷物を受け取って、上の階に行ってチケットを振り替えてみたいな事を言われました。
僕の英語スキルがそんなでもないのでいまいち詳細が分からないけどYeah, Yeahとかいってその場を後に…。
ここでは提案のみで、手続き的なものは何もされませんでした。すでに明日の6時50分の便に振り替えてくれたのかなとも思いましたが結局違いました。

とりあえずBaggage Claimの6番レーンに行ったら自分の預けたスーツケースがレーンをぐるぐる回ってたのでピックアップしました。その後、上の階って言っていたので搭乗手続きのカウンターに行けばいいのかなと思ったりしたのですが、ちょっと迷ったあげくフロアの一番端っこにVueling航空のチケットカウンターみたいのがあって、長蛇の列で欠航便の振替えをやっているようだったのでそこに並びました。ここにたどり着くまで結構迷いました。それで並ぶのに少し出遅れた感はありました。これも自分の英語力が乏しくてちゃんと聞けなかったのが原因ですね…。

Vueling航空欠航の振替え手続きの行列

その欠航便振替えの列がこれです。ここに並び始めたのが21時頃で3時間ぐらい並んだ気がします。
結局次の日の6時50分発の同じサンセバスチャン行きに振り替えてもらうことが出来ました。
手続きを終えた後、すでに0時ぐらいになっていて空港に泊まるしか選択肢が無かったので空港に泊まる事にしました。泊まるといってもベンチです。

この日はサンセバスチャンでホテルを予約していたのですが、そこはお金を無駄にすることになりました。Vuelingにホテル代弁償しろーって毒づいてるおじさんもいましたが、英語でそこまで主張する元気もなかったので諦めました。

バルセロナ空港のベンチ

違う日に撮影した写真ですが、このベンチで一夜を過ごしました。
スーツケースは盗まれるといけないので動かされたら気づけるようにその上に足を置いたり少し工夫をして睡眠を取りました。

2回目の搭乗手続き

出発時間の2時間前ぐらいに搭乗手続きに行けばいいだろうと思って朝の4時50分に起きてカウンターに向かったのですが、そこには目を疑うような長蛇の列!

前日の欠航便のしわ寄せがここに来ているのでした。しかもカウンターは1個しか開いてなくて全然進む気配がしない!ピンチ!
並んでる間に同じ境遇の前日に欠航になったシンガポールから来ている青年と話をしたりして結構楽しかったです。
6時近くになるとカウンターが少しずつ増えてきて列もどんどん進んで無事に6時前に搭乗手続きを終える事ができました。ミラクル!

やっと乗れる!

だいぶ疲れましたが目的地まで無事に移動することができてよかったです。

Vueling航空はLCCなので遅延や欠航はよくあることなんてネットで見たりもしましたが、実際になってみるとかなり大変でした。対処法としてはその場で頑張って航空会社の対応を求めるということしか無いと思いました。ここでも英語がもう少ししっかりとできたらなぁと痛感させられました。

それとVuelig航空の料金体系は「Basic」「Optima」「Excellence」の3ランクあって僕はBasicだったのですが、いいランクだと欠航時の対応も違うのかなと思います。

2週間後ぐらいにお詫びとして20ユーロのバウチャー(Discount Code)がメールで届きました。有効期限が半年なので多分使う事はないですが…。

▼リンク
vueling.com

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