子供の保育園送迎のためにブリジストンの子供乗せ電動自転車「bikke mob dd(ビッケモブdd)」を購入しました。
2019年モデルで、色はネイビーグレーです。
他の機種も含めて比較検討し、bikke mob ddに決めた理由をお伝えします。
1ヶ月ほど使ってみましたが、結果、われわれ夫婦にはbikke mob ddでよかったと思える点がたくさんありました。
これから買おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
bikke mob ddのメリット、デメリット
bikke mob ddにして良かった点と悪かった点です。
良かった点
- またぎやすい(乗りやすい)
- 運転しやすいサイズ
- 両輪駆動でパワフル
- 回復充電で電池が長持ち
- かわいくてオシャレ
- 夫婦で共有しやすい
- 3年間の盗難補償付き
またぎやすい(乗りやすい)
bikke mob ddは、足でまたぐ部分が低くなっていて、背の低い女性でも乗りやすい設計になっています。
毎日のことなので、乗りやすさは重要ですね。
同じブリジストンのbikke gri ddやHYDEE2は、オシャレを重視してか、またぐ部分が高くなっているので、乗りやすさ重視なら断然mob ddです。
・運転しやすいサイズ
最初は、パナソニックのギュットアニーズがスタイリッシュでいいなぁと思っていたんですが、実際に店舗で乗ってみると、ハンドルを持った時に腕がピーンと伸びてしまって運転しにくそうだなと思いました。
それでビッケの方に乗ってみたら、肘(ひじ)が少し曲がって、こっちの方が運転しやすそうだなと。
この時点でパナソニックは無しだな…と対象から外れました。
ちなみにヤマハのPASも肘が曲がったので運転しやすそうでした。
両輪駆動でパワフル
bikke mob ddのddは「Dual Drive」の略で両輪駆動のことなんです。
この両輪駆動とは、前輪がモーターの力で、後輪が人の漕ぐ力で動くということなんです。
両輪ともモーターで駆動するわけではないんですね。
両輪駆動することで安定性が増して、ふらつきが少ないように思います。
段差乗り越えのときも安定してます。
回復充電で長持ち
前輪にモーターがあるからゆえなんですが、bikke mob ddは走行中に充電が自動で回復する機能がついているんです。
充電が回復するときは、走行中に以下の2つの動作をしたときです。
・左ブレーキをかけたとき
・ペダルを漕ぐのを止めたとき
最大で4日走ると1日分の回復充電がされるそうで、電池が長持ちするので助かりますね。
かわいくてオシャレ
ビッケmob ddは、パナのギュットアニーズやヤマハPASと比べて、かわいくてオシャレな雰囲気が気に入ってます。
子供が小さいうちは、かわいい雰囲気の方が気分が高まりますね。
夫婦で共有しやすい
bikke mob dd のタイヤサイズは、前輪が24インチで後輪が20インチと小さめで、重心が低く、小さな女性でも運転しやすいです。
対して、男性が運転しにくいかといったら全然そうではなく、普通に運転しやすいです。
タイヤのインチ数が小さい分、漕ぐ量は増えますが、電動アシストがついているので、まったく問題無しです。
我が家では、保育園の送りは夫の私がして、迎えは妻がしていますが、もちろん鍵も2つあるので共有も問題ないです。
3年間の盗難補償付き
ブリジストンの3年間盗難補償が付いてます。
盗難にあった場合、無料ではないんですが、30%の価格で同一車種を購入することができます。
くわしくはこちらをご覧ください。
悪かった点
- 前輪が重め、ラック式駐輪場に停めにくい
前輪が重め、ラック式駐輪場に停めにくい
前輪にモーターが付いているので、若干持ち上げるのが大変です。
とくにラック式駐輪場に止めるときは、前輪を持ち上げなければならないので少し大変ですが可能です。
うちのマンションの駐輪場がラック式なんですが、妻でも毎日問題なく収納できています。タイヤの幅もなんとか収まっています。
どちらにしても子供乗せ電動自転車は基本的に重量が30kg以上あって全体が重いので、どの機種でもラック式駐輪場にとめるのは少し大変でしょうね。
上下にたがいちがいになっているタイプのラック式駐輪場だと上側の方に収納するのは、無理ではないですがかなり大変です。
それとラック式駐輪場の重量制限もあるみたいですね…
問題なかった点
- 鍵の開け閉めが手動
鍵の開け閉めが手動
パナソニックのギュットアニーズの最上位機種EXは「ラクイック」という、電子キーはカバンに入れたまま電源ボタンを押すだけで開錠できるというのがあって魅力的でした。
でも、bikke mob ddで実際に鍵の開け閉めを手動でやってみてますが、特に何の問題もないです。
子供乗せして走り出すまでの手順としては、以下の順番ですね。
1. 子供を乗せる
2. 鍵を開ける
3. 電源をつける
4. スタンドを下ろす
5. 自分が乗る
6. 走り出す
子供を下ろすときはその逆の順序ですね。
子供を抱っこしながら鍵を開け閉めするわけではないので、まったく不便は感じないです。
公式動画
ビッケの安全性についての動画があるので、よかったら見てみてください。
前乗せか後ろ乗せか?
子供乗せには前乗せと後ろ乗せがありますが、我が家は迷うことなく後ろ乗せにしました。
前乗せのメリットは子供がよく見えることですが、ハンドル操作が不安定になることと3歳ぐらいまでしか乗せられないことがデメリットですね。
保育園卒業まで使うとしたら必然的に後ろ乗せになります。
ビッケのサイトでは後ろ乗せは2歳からとなっていますが、目安なので1歳半ぐらいなら大丈夫です。
我が家でも0歳児クラスのときはベビーカーで通って、1歳児クラスになったときに後ろ乗せ自転車にしました。
2人目ができたら、フロントチャイルドシートもオプションで追加することもできます。
bikke gri dd、ハイディ2との違い
bikke mob ddとgri ddの違いは、ほぼデザインの違いだけですね。
それも足をまたぐ部分だけです。
一応bikke gri ddの方が一回の充電で走れる走行距離が少しだけ長いです。
とくにこだわりがなければmob ddの方が乗り降りがしやすいのでおすすめです。
HYDEE Ⅱ(ハイディ2)はスタイリッシュでタイヤサイズが26インチです。
男性や長身の女性にはおすすめですが、そうでない方はmobにしておいた方が無難だと思います。
ギュットアニーズ、PASとの比較
パナソニックのギュットアニーズは前述した通り、ハンドルを持ったときに腕がピーンと伸びてしまって運転しにくそうでした。
実はギュットアニーズの方がビッケよりも車体の全長は短いんですが、何故なんでしょうね…
手が短い方や背の低い方だと少し苦労するかもしれません。
男性がメインで運転するならいいかもしれないです。
ヤマハPASはビッケと同じく運転しやすそうだったんですが、見た目が無難なデザインなので、ビッケの方がやっぱりかわいくて愛着が湧きそうだなと。(好みの問題ですね)
コンパクトさ、重量の軽さでいったらヤマハPASが一番です。
もしデザインも許容できて、かつ、なるべくコンパクトなものがいいのならヤマハPASがおすすめです。
ちなみに以前のビッケはヤマハのモーターが使われていましたが、今はブリジストンの内製になっています。
各機種サイズ比較 (2019年時)
機種名 | 全長 | 全幅 | 重量 |
---|---|---|---|
ギュットアニーズEX | 1785mm | 580mm | 34.3kg |
bikke mob dd | 1810mm | 580mm | 34.4kg |
PAS un SP | 1720mm | 580mm | 31.4kg |
購入は楽天がおすすめ
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僕はたまたま「サイクルスポット」という販売店の実店舗が家から近かったので、そこの楽天ショップで買いました。
たまたま楽天スーパーセールの時期に買えたので、定価よりもだいぶ安い値段で買えました。
店舗に届いてから1週間後ぐらいに取りにいきましたが、丁寧な対応で、操作方法なども詳しく説明してくれたのでよかったです。
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まとめ
最初は、保育園まで坂道も全然なくて近いので、電動じゃなくてもいいかなと思ったんですが、やっぱり買ってみてよかったです。
たまに遠出もするし、やっぱり子供を乗せると重くなるし、この楽さを知ったら電動アシスト付きではない自転車は考えられないですね。
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