3歳のクリスマスプレゼントに、ボーネルンドの「クアドリラ」というビー玉転がしの積み木のようなオモチャを購入したので、そのレビューです。
ちなみに息子はクリスマス時点の年齢は3歳半でした。
いろいろ迷って「クアドリラ」を購入した理由や、実際遊んでみてどうなの?といったところなどをお伝えできればと思います。
クアドリラってどんなオモチャ?
クアドリラは、木製のブロックとレールを組み合わせてビー玉が転がるコースを作って遊ぶ知育玩具です。
ピタゴラスイッチに似ているところがあります。
いろんなパーツがあるので組み立てるのに頭を使うのと、動力は位置エネルギーだけなので物理学を体感しながら学ぶことができます。
イメージするのによい紹介動画があるので、よかったらご覧ください。
なぜクアドリラを購入したか?
知育玩具
3歳半の息子のクリスマスプレゼントに「クアドリラ」を購入した理由ですが、まずは知育玩具がいいなと思ったことです。
せっかく買うおもちゃは、ただ遊ぶだけではなく、何かしら子供の素養になればいいなと思います。
遊んでるうちに少しでも考える力などが身につけば一石二鳥です。
3歳ぐらいだと、まだあまり好みとかもないですし、親が買い与えればやってくれるかなという淡い期待も込めてです。
ボーネルンドというブランド
もう一点は、ボーネルンドというブランドの安心感です。
ボーネルンドの積み木も持っているのですが、お店でもいろいろな玩具を見たときに、木製玩具の質感やおもちゃの完成度、知育玩具に特化している点など、安心感のあるブランドだなと感じたからです。
購入した商品
クアドリラには、以下の商品ラインナップがあります。
- ベーシックセット
- ツイスト&レールセット
- ファニー・ファンクションセット
- エクストリーム・ビルダーセット
(その他、拡張セットがあります)
我が家で購入したのは、一番スタンダードな「ベーシックセット」と「ビー玉キャッチャー(2個セット)」です。
自分の子供がどのくらい食いつきがいいか未知数だったので、とりあえずは基本のベーシックセットを購入しました。
また、「ビー玉キャッチャー」はオプションですが、無いとゴールしたビー玉が散らばるので必須だと思います。
3歳だと自分で組み立てるのはまだ難しいので、ベーシックセットで十分だったかなと思います。
ベーシックセットとビー玉キャッチャーで上の画像のようなものが作れます。ぐるぐる回る部分がやっぱり楽しいようです。
内容物
ベーシックセットでは以下のパーツが入っています。
- ブロック 11個
- スパイラルレール(大) 1個
- 曲線レール 3個
- ビー玉 50個
- 補助パーツ 25個
ビー玉が50個も入っているのが多いかなと思いましたが、やりだしたらそうでもなかったです。
説明書もついていて、11パターンの組み立て例が載っています。
それ以外にも自分で考えて独自の構造物をつくることもできます。
キュボロ、くみくみスロープとの比較
似たようなビー玉転がしの知育玩具では、他に以下の2つが有名です。
- キュボロ
- くみくみスロープ
キュボロは将棋の藤井聡太さんが小さい頃から遊んでいたということで話題になった知育玩具です。
自分もその話題が気になったのもあって、ビー玉転がしのオモチャがいいかなと思って検討した経緯があります。
くみくみスロープはKUMONから出ているプラスチック製のビー玉転がしの知育玩具です。
キュボロの特徴
- 高額(2万円〜5万円ぐらい)
- 自由度が高く、難易度も高い
- 木製
くみくみスロープの特徴
- お手頃価格(4,000円台)
- プラスチック製で若干チープな印象
- 組み立てやすいが若干硬め
- 専用の玉(ビー玉も一応使えるらしい)
- パーツのバリエーションが多い
クアドリラの特徴
- 木製
- パーツのバリエーションが多い
- 安定感があまりない
比較すると、上記のような感じかと思います。
詳細を書くと長くなってしまうので、詳しく知りたい方はそれぞれの商品のレビュー等をご覧ください。
クアドリラのメリット・デメリット
実際に子供と遊んでみて感じた「クアドリラ」のメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
物理学を体感でき、想像力を養える
一番のメリットはこれだと思います。
親が組み立てるにしても、ビー玉が上から下へいろんなパーツを通りながら転がっていく法則みたいのを自分の手でやって体感できるというのがいいことだなと思っています。
本当に役に立っているのかは正直分からないですが、やったことがあるのとないのでは多少なりとも脳みそに与える影響が違うのかなと思います。
木製である
やっぱり木の温もりみたいのは、小さい年齢だと大切かなと思って、その点で良いと思います。
積み木が積みやすい
クアドリラのパーツは上下でデコとボコになっているので、ただ上に置くだけではなく、横ズレしない状態で置くことができます。
ただ、丸い突起で回転はするので、玉の出てくる方向の角度を合わせる必要はあります。
デメリット
倒れやすい
積みやすいのですが、倒れやすくもあります。
突起があるとはいえ、上に乗っかっているだけなので、ちょっとぶつかったりすると、がしゃーんと倒れて崩れてしまいます。
まあ、それも含めて、ぶつからないように気をつけたり、ぶつかったらまた組み立て直したりというのも、よい経験になるのかなとは思います。
少し値段は高め
ベーシックセットで7,920円(税込)と少々お高めです。キュボロに比べれば安いですが。
でも、品質的にそれぐらいの価値はあるかと思います。
3歳でクアドリラはまだ早い?
息子が3歳半の時点で購入した「クアドリラ」ですが、3歳で早いかというと正直少し早いかなとは思います。
3歳半だと自分で組み立てることは難しいです。
ただ、説明書を見ながら親が組み立てるのを見て、子供も組み立て方を頭にインプットしているみたいで、少し経つと「次はこれだよね?」とか言うようになりました。
ただ、4歳、5歳だとどうかというと、やはり子供によるのかなと思います。
組み立てることに興味が持てるかどうか、子供にやらせてみないとわからないところがあります。
あと、3歳だとまだビー玉を口に入れないように注意する必要があります。言えば分かる年齢ですが、癖でやってしまうこともあるので、その辺は気をつけて見たほうがよいです。
すぐ飽きる?
最初はかなり食いつきはよかったです。
1ヶ月ぐらいは楽しんでやってましたが、それ以降はだんだん遊ぶ頻度は少なくなってきます。
家には他にもオモチャがたくさんあるので、その中の一つという位置付けでしょうがないかなと思います。
1年ほど経った今では、一応たま〜に出してきたりします。
それでもだいたい親が組み立てることになります。
いまのところ、親が組み立てたあとに、自分で一気にたくさんのビー玉を転がすのが楽しいみたいです。
また、自分で組み立てられるようになったら、もう少し遊んでくれればと思っています。
まとめ
3歳半でボーネルンドの知育玩具「クアドリラ」を購入してみて、総合的にはよかった買い物だったかなと思っています。
子供のいろいろな力を養える要素がたくさんあるのがこのおもちゃの良いところだと思います。
そしてどんなオモチャでも、ある程度遊んだら飽きるのは仕方がないかなと思います。
一定期間遊んでくれたら、それだけの価値はあるかなと思いますし、気が向いた時にいつでもまた遊んでくれたらいいかなと思います。