ガウディが設計し、着工から100年以上経った今も建設途中で、2026年に完成予定と言われているサグラダファミリア。
超有名なのでテレビやネットで何度も目にしたことがありますが、一度この眼で見てみたいと思った建築物です。
公式サイトからネットで予約ができるので、前もって予約してバルセロナ2日目の朝9時に行ってきました。
前日にもちらっと見にきたのですが、何度見ても圧倒的な存在感があります。
上を見上げると4本のタワーの真ん中に木に鳩がとまっている彫刻があります。
亀が柱を支えています。柱の内部は雨樋になっていて亀の口から雨水が吐き出されるそうです。
生誕のファサード入り口上部の彫刻。
細かすぎてやばい。訳が分からないです。
生誕のファサード左側の彫刻。至る所に彫刻があり、紹介しきれないです。
外側もすごいけど、内側はもっとすごい!
中に入った瞬間に異次元の世界を感じました。ジブリ映画に出てきそうな雰囲気。
柱は樹木の枝をモチーフにしているそうです。
構造やデザインの至る所に自然の創造物からインスパイアされたデザインが採用されていて、それは力学的にも理にかなった構造であったりするのでガウディすごいなーって感心しきりです。
天井。何ですか、これは。わけがわからないです。
中央部にキリスト像が吊るされています。
ステンドグラスが幻想的すぎました。
こんな構造物が存在するのかってぐらいに格好よすぎて、いつまででもそこに居たいと思いました。
裏側の受難のファサードの彫刻。
こちらは少し直線的で正面側の生誕のファサードとだいぶ違う雰囲気を出しています。
同じく受難のファサードの彫刻。
ぶどうの房のような窓。
エレベーターで塔の上まで上れます。
生誕のファサード側か受難のファサード側かのエレベーターを選ばなくてはならないのですが、今回は生誕のファサードの塔に上ることにしました。
鳩の彫刻が間近に見れました。バルセロナの街並みも一望できます。
塔の内部。
巻貝を思わせる塔のらせん階段。
資料スペース。それぞれの構造が自然界のどんなものにインスパイアされてつくったのかというのが解説されていて、ふむふむとすごく勉強になりました。
それぞれの柱に当たる光の色が違ってファンタスティックな光景。そういうところまで計算されてるんですかね。
というわけで、サグラダファミリアをたっぷり堪能しました。
お土産ショップもあって、そこではなんとなくグエル公園のトカゲのマグネットを買いました。グエル公園のお土産ショップにはなかったものなので買っておいてよかったです。
サグラダファミリアはどこを見ても感動しまくりで、事前の予備知識をはるかに超える驚きと感動がありました。
百聞は一見にしかずとはこのことで、実際にその場に行って自分の眼で見てみると、今まで写真や映像で見ていたものは何だったんだろうって思えるほど、訪れてよかったなって思いました。
一生に一度は見ておくべき建築物だと思いました。また完成が近づいた頃にでも訪れたいです。
これが日常にあるバルセロナはすごいです。