6月に伊豆高原の「八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里」に1歳11ヶ月の息子を連れて宿泊しました。
小さい子供連れでの宿泊レポと、希望の夕食時間を確保する方法などを、写真多めでご紹介します。
子供は食事・布団なしで予約して節約しましたが、とくに問題なかったです。
ぜひ参考にしてみてください。
夕食の時間は先着順
小さな子供連れ家族にとって重要なポイントが夕食の時間です。
きらの里は、夕食の時間が17時20分と20時の2部制になっていて、チェックインの先着順により好きな方を選べるルールになっています。
20時だと小さい子供連れにとってはかなりしんどいので、なんとしても17時20分の回を予約しておきたいところです。
事前に電話で確認したところ、小さい子供がいるからといって、チェックイン前の夕食の時間予約は優先して受け付けていないそうです。
通常のチェックイン時間は15時からですが、部屋には入れないけどフロントでのチェックインは14時から受け付けているそうです。
我々はそれを聞いて14時ちょうどに行ったところ、おそらく一番乗りで、無事に17時20分の回を確保できました。
15時ぐらいにチェックインしたら、すでに17時20分の回は埋まっていたなんて口コミもあったので、17時20分の回をどうしても取りたいなら14時に行くことをおすすめします。
メニューは溶岩焼きか海鮮しゃぶしゃぶのどちらかを選ぶことになり、食事する場所も変わります。それによっても空いてる空いてないがあるかと思うので、一方が空いてなかったらもう一方の方で妥協するという策も考えておく必要があるかもしれません。
どちらかというと、溶岩焼きの方が人気があるように思います。みなさんお肉が好きですから。
夕食の内容
我々が選んだ溶岩焼きの食事内容も紹介します。
小鉢と締めの食事は好きなものを選べます。
溶岩焼きは油が少しはねるので注意です。
全体的に味は普通においしくて、量も十分でした。
子供の分は食事なしにしていたのですが、取り分けで大丈夫でした。
竹ぶえのお部屋の露店風呂は最高
我々が泊まった「竹ぶえ」のお部屋を紹介します。
竹ぶえは、お部屋に露天風呂(源泉掛け流しの温泉)が付いてるのが特徴で、小さい子供連れだとお部屋で気兼ねなく温泉に入れるので、とってもおすすめです。
露天風呂にはシャワーも付いていて頭や体を洗うこともできます。
お風呂はそんなに広くはないので、大人と子供が2人で入ってちょうどいいくらいです。
洗面所・脱衣所はこんな感じです。
シャンプー・リンス・ボディソープはとくに特徴はありません。
部屋は居間と寝室の2部屋あって、わりとこじんまりとした感じですが、必要十分です。
照明は暗めですが、静かに過ごすには適しています。
離れなのでとても静かで、2部屋で1棟なので他の部屋と隣り合わせですが、とくに騒音とかは聞こえなかったです。
窓に網戸があるので、窓を開けて自然の空気を取り込めます。
ベッドは、マットレスだけの簡易なベッドで簡単に動かせるので、2つくっつけて子供との添い寝も問題なしです。
トイレはウォシュレット付きできれいです。
お菓子はカワハギと桜えびせんが置いてありました。
どちらも子供が食べました。
冷蔵庫、ポットがあって、ミネラルウォーターは人数分入ってます。
玄関は広くて、草履、お風呂セット、傘などが置いてあります。
懐中電灯や虫が出た時のハエたたき、殺虫剤も置いてありました。
竹ぶえのデメリットは、部屋が敷地の一番奥に位置していて、食事やお風呂などの場所まで少し遠いことです。
晴れていればそんなに問題ないかもしれませんが、雨が降ると少々大変です。
あと、夜寝るときに雨が降っていたのですが、雨音がトタンの上に落ちるような音がして少し気になりました。
少し急な坂もあって滑りやすいので、その辺はわかった上で予約しましょう。
「八幡野」のお部屋が一番フロントや食事処に近いので、露天風呂が付いてなくても食事処に近くて便利な方がいいという方は八幡野を選ぶとよいでしょう。
お部屋の種類
きらの里ではお部屋のタイプは4種類あります。
・八幡野
フロントに一番近くてこじんまりとしたお部屋
・山の音
高台にあって、一番広いお部屋。マッサージチェアつき
・竹ぶえ
フロントから一番遠くて、露店風呂つきのお部屋
・うみ蛍
一番狭いが相模湾を望める。ダブルベッド。
大浴場、貸切風呂について
大浴場は内風呂、露天風呂、打たせ湯、寝湯など楽しめます。
小さい子供がいる場合は夫婦で交代で入るのがいいですね。
お湯は透明でさらっとしてます。高アルカリ性泉質で美肌の湯とも言われているそうです。
夜は乳酸菌飲料(ヤクルトのようなもの)、朝は牛乳が無料でいただけます。
大浴場ロビーにおいてあるので、お風呂に入らなくてもいただけますよ。
貸切風呂は人気があるので空いてないときも結構あります。(予約は不要でカギがあれば入れます)
チェックインすぐ後と朝一番は狙い目です。
弐の湯の「竹仙」に入りましたが、写真で見るより狭い印象でした。家族3人だと少しだけきゅうくつに感じました。
貸切風呂はシャワーや洗い場がないので、お湯に浸かるだけです。
朝食について
朝食の時間ですが、7時半、8時、8時半、9時から選べますが、こちらは夕食時の最後に聞かれるので、やはり夕食の時間は早い方がいいです。
朝食は和食と洋食が選べて、和食を選びました。
朝食会場は「海つばき」でした。
広々とした座敷席を用意していただけました。
子供用にバンボも貸していただけたのでよかったです。
ご飯、納豆、塩辛がおかわり自由で、おかずもたくさんあったので、ご飯と塩辛をおかわりさせていただきました。
西京焼きはその場で炙っていただきます。
量も十分で、ご飯もおいしくて満足でした。
子供の分は食事なしでしたが、ご飯はいただけるのでおかずの取り分けで問題なかったです。
窓から野生のリスさんも見れて、里山の自然も感じることができました。
子連れおすすめポイント
きらの里では、子連れ家族が楽しめるポイントがたくさんあります。
・しゃぼん玉やけん玉、輪投げ、スマートボールなど、昔の遊びで楽しめます。
息子も大きなシャボン玉やスマートボールで楽しみました。
・フロントに絵本が置いてあります。
・子供用の作務衣が用意されてるので、子供も旅館の雰囲気を一緒に楽しめます。
敷地内は作務衣で歩いてる人もたくさんいます。
・敷地内に田んぼや畑など里山の風景が広がっているので、里山の自然を体験させることができます。
うさぎも飼われていて、餌やりもできるみたいです。
スタッフの応対について
スタッフの応対は、良くも悪くも最低限の応対です。
我々がチェックインしたときは、最初に宿全体の説明をしてくれて、その後お部屋まで案内してくれて荷物もお持ちしましょうか?とも言っていただけました。
混み合っているときは、もしかしたら案内していただけないかもしれません。
お部屋に案内された後は、チェックアウトまでお部屋にスタッフがくることはありません。
布団もベッドなので始めから敷いてあります。
何か必要であれば、フロントに言って対応してもらう形になります。
子供の作務衣がジュースをこぼして濡れてしまったときは、フロントに替えの作務衣をいただけますかと聞いたら、快く替えをいただけました。
その他気づいたこと
・客層は、若いカップル、家族連れ、ご年配の夫婦など、わりと幅広いです。
・敷地全体にWi-Fiあり(パスワードなし)
・フロントでクレジットカード使えます
・フロントのドリンクバーでコーヒーやジュースが無料で飲めます
(なくなっていることもあり)
・足湯もあって、ちょっとした時間に疲れを癒せます。
・帳場(フロント)のすぐ前が喫煙所なので、もう少し離れた場所にしてほしい
・夜鳴きそば(ラーメン)は22時からなので、小さい子供連れにはちょっとしんどい
まとめ:コンセプトを楽しめるかがカギ
きらの里の一番のポイントは、宿のコンセプトである里山の雰囲気を楽しめるかです。
クチコミでもいろいろダメ出ししている方もいらっしゃいますが、多少の不便がありつつもコンセプトを楽しめる心持ちが大切です。
(どんなにいい宿でも悪いクチコミは一定数あるものです)
我々が泊まったときは雨が降って少し大変でしたが、多少のトラブルも楽しめるタイプなので、息子にもいろいろな体験をさせることができてよかったです。
お部屋も食事もお風呂も満足できて、泊まって良かったです。
里山のコンセプトを楽しめるタイプの方にはおすすめのお宿だと思います。
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